留置所に収監される
画像出典:http://yurukoretei.jp/archives/13772221.html
長かった全裸での取り調べが終わると、いよいよ留置所へ収監です。
なにせ全裸で逮捕され、持ち物は証拠品として押収されてしまいましたので、持ち物は眼鏡と逮捕されていた時に自撮りするために持っていたデジカメ、それから腕時計だけでした。デジカメには自分のが全裸姿で公衆便所の便器を舐めていたり、公衆電話ボックスの中に立っている写真などがあったので、証拠品として押収されました。腕時計は当面留置所では使わないので、預かり品として封印され、個人ロッカーに入れる封筒に入れられました。従って、留置所へ持ってゆく私物はメガネ一個だけです。
まず留置所につながる鉄格子のついた重い扉を留置担当官が内側から開け、留置所内に入れられると、最初にトイレに連れてゆかれ、やっとお尻をトイレットペーパーで拭くことが出来ました。そして、留置担当官持ってきてくれた下着とジャージを着て留置所の中に入ってゆきました。ここでやっと衣服を着ることが出来ました。このとき時間はすでに午前2時半を過ぎたところ。逮捕時間は午後10時50分、公園で全裸になったのは午後10時10分頃でしたので、4時間以上の全裸タイムが終了した一瞬です。
普通の人は下着や私服はそのまま持ち込むことになり、その後、家族や知人から服やお金を差し入れてもらって留置所生活を送ることになるのですが、私は家族の接見が無かったため、最後まで無一文で警察のジャージを貸与されて過ごすことになりました。
所持品の最も少ない入所者だったと思います。
まずは身体検査
良く「全裸で尻の穴まで広げて見られる身体検査があって屈辱的だった」という文章を見ますが、私の場合、今までが全裸でしたので、そこは全く気になりませんでした。
取調室を出て、留置所に入ってトイレを済ましてから服を着ると、入り口のすぐ脇にある身体検査室に入れられます。
そこには二人の留置担当官がいて、身体検査を行います。
まず服を脱ぐように言われました。今まで長時間全裸で多数の警察官に囲まれて取り調べを受けてきましたので、ここで再び裸になることには何の躊躇もありません。この場面ではパンツは履いていてよいのですが、思わず全裸になってしまい、担当官から「パンツは履いていていいから」と笑われてしまいました。
ここでは傷の有無、刺青の有無、手術跡など、体の特徴を事細かに調べられます。私の場合、2-3か月前にSMイベントに参加して、体中に一本鞭で付けられた蚯蚓腫れの跡がまだ残っていたので、担当官からまずそこを突っ込まれました。
「この傷跡は何?」
と聞かれて、答えあぐねていたら
「鞭の跡でしょ?」と言い当てられてしまったので、嘘をつく意味もないので、素直に
「はい、そうです」と答えたところ
「そういう事に興味があるわけ?」
とか
「どういう風に気持ちよくなるの?」
とか、色々興味本位に聞かれました。考えてみると、全くノンケの人が数ヶ月前につけられた一本鞭の痕を見分けられる方が不思議です。多分この警察官、SMにも興味があって、そういう人を見ているのか、自分でも経験している人なんじゃないかと思います。そのうちに
「男相手でも行けちゃうの?」と聞かれましたので、
「はい、やるよりやられる方が、しゃぶられるよりしゃぶる方が好きです」とか受け答えしているうちに、担当官と仲良しな感じになってしまいました。
その後、良く言われている、全裸検査でお尻の穴に何か隠していないか調べるためにパンツを脱いで足を肩幅より少し広く開いてジャンプしたり、四股を踏まされたりしました。ここではパンツは脱ぎますが、腰にバスタオルのようなものを巻くため、局部が見えるわけではありません。それに、羞恥心はもはや無かったです。
この後、約一週間留置所内に居たことになりますが、夜の担当官がこの人の時は、ひそかに連れ出されて、留置所のどこかで彼のものをしゃぶらされたり、鞭打たれたりすることを密かに期待したのですが、そんなことは一度もありませんでした。