全裸露出で現行犯逮捕

全裸露出による公然わいせつ罪で現行犯逮捕されて人生詰みました

全裸露出〜夜の公園で魔がさした夜

運命の夜

その日は、少しお酒を飲んで家に帰るところでした。
何故かわかりませんが、その日は裸になって歩き回りたい衝動に駆られたのです。
……
家に帰る途中で、途中下車して10分ほど歩くと、木々に囲まれた公園があることは知っていました。あそこなら裸で歩いても大丈夫かも?
そんな悪魔の囁きに、その時は素直に従ってしまった私。

全裸散歩

途中駅で降りるとそのまま何の疑いもなく公園を目指して歩き出しました。

公園につくと、想像通り、周囲から一段下がった窪地にある、木々に囲まれた公園は静まり返っており、人の気配は有りません。
私はプールの事務所棟の物陰に荷物を置くと、服を脱ぎ始めました。
徐々に秋の風が肌を直接触れるようになり、心地よさを感じます。
最後にパンツを脱ぎ去り、靴と靴下も脱ぎ去ると、高揚した気持ちに支配されました。こうなるともう寒さなどは感じません。
この時、尿意を感じていたので、全裸のまま公園管理等の前を抜けて、トイレに行きました。トイレで全裸で放尿している間も興奮して便器を舐めるポーズをしたり、お尻を突き出したポーズをしたりして、写真撮影をしました。
僕は普段から陰毛と腋毛は全部剃ってパイパンにしています。そんな変態な自分の裸体を見ていると、ますます興奮してきます。
更に公衆電話BOXでも全裸のままBOXに入って写真を撮ったりしていました。今思うと、この時点で誰かに見られて通報されていたのだと思います。
こちらはそんな事はつゆ知らず、公園の外周を一周している道を全裸で歩き始めました。

大パニック

公園の周回道路をぐるっと回り、もう少しで一周すると思った時、2台のパトカーが赤灯を回しながら公園内に突入してくるのが見えました。

大変です。これは誰かが私を見て通報したに違いありません。

パトカーと反対方向に走り出しました。

しかし、少し走ったところで、正面からマグライトを照らして走ってくる警官の視線につかまってしまいました。
横を見ると、別の道からも警官がこちらに向かって走ってきました。

万事休す

もうこれは何をやっても逃げ切れるものではありません。あきらめて走るのをやめると、あっという間に警官に取り押さえられました。

全裸徘徊による現行犯逮捕の瞬間です。

冷静に考えたら

留置所に入ってから冷静に考えてみると、パトカーを見つけた時に何とか逃げようと公園の中の通りを走ったのはバカでした。公園の中には木立や塀の影など隠れる場所はふんだんにあり、そのようなところに身を隠していれば、警官に発見されなかったかもしれません。
しかし、もしプール棟の脇にあった脱いだ服を発見されてそれを証拠品として警察に持っていかれてしまったら、全裸のまま110番して自首するしかなく、もっと惨めなことになってしまったでしょう。
何にしても、現実は逮捕され全裸のまま手錠をされ、警官に囲まれた自分なのです。