全裸で逮捕されると
夜の公園で、全裸で徘徊されているところを通報され、急行してきた警察により、現行犯逮捕されました。従って、逮捕時の姿は眼鏡のみを身に着けている状態で、靴も履かない完全な全裸です。
取り押さえられ、手錠をかけられ、腰縄を打たれるまで、そのまま、上着を羽織るでもなく、毛布をかけられるでもなく、隠すものはなにもない全裸でした。
その後は、全裸手錠腰縄のまま、公園外の路上に止めてあるパトカーまで引き連れてゆかれ、全裸のままパトカーに乗せられ警察署まで連行されました。
警察についても全裸裸足のまま警察署内の廊下を歩き、取調室に連れてゆかれました。
取調べ中は、手錠は外されましたが、相変わらず衣服は与えられず、呼気アルコール検査や写真撮影も含めて、数時間ずっと全裸のまま過ごしました。
全裸で連行、取り調べは普通はやらないの？
画像出典：https://ameblo.jp/higege91/entry-11056409601.html
自分としては、現行犯における取り調べは逮捕時の状況のままで行うのだと勝手に解釈して、取り調べが終わるまで服を着せてくれなかったのには正当な理由があるのだろうと思っていたのですが、インターネットで色々と調べてみても、全裸のままで取り調べを受けたと書かれているものは無いんですね。全裸現行犯逮捕で話題になった草薙さんは逮捕後すぐに毛布を被せられているようですし、逮捕後、パトカーに乗せるために人がいる道路などに出る際には上着をかぶせたりして、顔が見えないようにすることもよく聴きます。そうであれば、局部は隠すのが普通なのかもしれません。
僕の場合、逮捕された状態とはいえ、局部を露出した状態のまま公道まで連れ出され、そのまま数十メートル歩かされたのですから、ある意味通報された状態よりセンセーショナルなことをしてしまったような気がします。
取り調べにしても、僕は自分で全裸になって徘徊するぐらいですから、人に裸を見られても羞恥心や屈辱心は持たないので、全裸のままでの取り調べにしても特に奇異に思いませんでした。しかし、普通の感性を持った人であれば、自分は何も身につけず、隠すこともままならない状態で、制服をきっちり着た警官から取り調べを受けるというのは、かなりの羞恥心や屈辱心を持つのではないかと思います。
刑事事件の容疑者は、ある程度人権を制限されるのは止むを得ないと思うのですが、全裸にするという事で、人格崩壊してしまう場合もありえます。
ある意味貴重な体験だった？
逮捕から連行の間の様子を見て、僕がそういう人間ではなく、むしろ裸を見られて喜ぶタイプの人間であることを警察が見抜いて、わざとやっていた可能性はあります。連行のときに上着をかけてくれようとした警官がいたのですが、僕の腰縄を持った警官が「自分で裸になって有るき回るような奴に服なんて要りませんよ」と言って断り、そのまま全裸連行が続いた状況がありますので、警官の配慮が人によって違う可能性は有りえます。
全裸での連行と取り調べ、ひょっとしたらすごく稀有な体験をしたのかもしれません。二度と繰り返したくはありませんが、記憶には一生残ることと思います。
